トイレ、キッチン、ベッドを48時間以内に!避難所の“TKB48” 災害関連死防ぐ合言葉
26日、宮城県石巻市で開かれたのは震災の伝承や市民の防災意識向上のために開かれたイベント。
イベントの中で講演を行ったのは、能登半島地震で避難所の医療支援に当たった石巻赤十字病院の植田信策副院長。
石巻赤十字病院 植田副院長
「東日本大震災で災害関連死を起こした人の原因を見ると、一番多かったのが避難所における生活 の肉体・精神的疲労。能登も同じ状況だった」
そこで植田副院長が考えた対策が、「TKB48」だ。
石巻赤十字病院 植田副院長
「トイレのT、キッチンの 、ベッドのB。これを48時間以内に設置。これをキャッチフレーズに掲 げて避難所環境の改善を訴えてきた」
トイレ・キッチン・ベッドを48時間以内に設置することで、災害関連死の主な原因肉体的・精神的な疲労の軽減につなげようというもの。
キャッチフレーズ化することで避難所設営に係わる人たちが誰でも理解しやすくなる。
多賀城高校災害科学科2年
「TKBという新しい単語を聞い たり、現地の人しかわからない ことを教えてもらえていい時間 になった」」
会場では、避難所で迅速にベッドが設営できる段ボールベッドが紹介された。
イベントの参加者は日赤のスタッフの手ほどきを受けながら段ボールベッドを組み立てたり実際に寝心地を確かめていた。
他にも様々な体験コーナーが設けられ、訪れた人は防災意識をより高めている様子だった。
イベントの中で講演を行ったのは、能登半島地震で避難所の医療支援に当たった石巻赤十字病院の植田信策副院長。
石巻赤十字病院 植田副院長
「東日本大震災で災害関連死を起こした人の原因を見ると、一番多かったのが避難所における生活 の肉体・精神的疲労。能登も同じ状況だった」
そこで植田副院長が考えた対策が、「TKB48」だ。
石巻赤十字病院 植田副院長
「トイレのT、キッチンの 、ベッドのB。これを48時間以内に設置。これをキャッチフレーズに掲 げて避難所環境の改善を訴えてきた」
トイレ・キッチン・ベッドを48時間以内に設置することで、災害関連死の主な原因肉体的・精神的な疲労の軽減につなげようというもの。
キャッチフレーズ化することで避難所設営に係わる人たちが誰でも理解しやすくなる。
多賀城高校災害科学科2年
「TKBという新しい単語を聞い たり、現地の人しかわからない ことを教えてもらえていい時間 になった」」
会場では、避難所で迅速にベッドが設営できる段ボールベッドが紹介された。
イベントの参加者は日赤のスタッフの手ほどきを受けながら段ボールベッドを組み立てたり実際に寝心地を確かめていた。
他にも様々な体験コーナーが設けられ、訪れた人は防災意識をより高めている様子だった。
最終更新日:2025年1月28日 7:00