イネの生育調査結果は「順調」 高温障害防ぐため適切な水管理呼びかけ<宮城県>
宮城県内29の調査地点のうち、大崎市古川の水田では5月6日に植えられた「ササニシキ」の草丈や葉の枚数など4つの項目について県の担当者が確認した。
調査の結果、こちらの水田は例年並みの順調な生育で、抜き取ったイネのサンプルからは2ミリほどの幼い穂=幼穂も確認されている。
宮城県大崎農業改良普及センター大川茂範 技術次長
「幼穂は2ミリを超えていて、基本的に生育は順調で例年よりも少し生育が進んでいるという状況です」
今後の管理について、県では高温障害を防ぐため、葉の色をよく見てイネの状態を確認し、適切な追肥や水管理で品質の低下を防いでほしいと呼びかけている。