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いよいよ今週末!選挙戦はラストスパート「政治とカネ」「経済政策」はどうなる?投票は27日(日)午後8時まで

2024年10月25日 19:00
いよいよ今週末!選挙戦はラストスパート「政治とカネ」「経済政策」はどうなる?投票は27日(日)午後8時まで

西村明宏候補
「どうも皆さんありがとうございます」

宮城3区に立候補する自民党・前職の西村明宏候補。
当選6回、環境大臣も務めた西村候補は、政治資金収支報告書の不記載問題で党の比例名簿には掲載されず、今回、小選挙区での当選を目指す。

争点の1つとなっている「政治とカネ」の問題について各地で説明するほか、インフラ整備や農業振興策など、これまでの実績をアピールする。

西村明宏候補
「食料農業農村基本法という農業の憲法を改正しました。これについて今年度内に基本計画を策定しなきゃいけない。そういったことが本当に相手にできるでしょうか、西村明宏にしかできないと思います」

一方、宮城3区に立候補する立憲民主党の新人、柳沢剛候補。

柳沢剛候補
「最初はみんなに無視されているような気がしてだんだん委縮していたけれど、楽しくなってきた。元気のキャッチボールをしているというかね、朝」

元々、仙台放送のアナウンサーだった柳沢候補。無党派層への認知度を上げるため、選挙戦終盤もとにかく〝顔を売ること〟にチカラを注ぎながら、街頭演説では「政治とカネ」の問題に強く切り込むほか、小中学校の給食費無償化など、具体的な政策について訴える時間を増やしている。

柳沢剛候補
「発表する場がオンエアというのと、発表する場が政治の世界というのが違うので、(結果は)全く分からないとにかく一生懸命やるだけ」

宮城1区には前職2人と新人のあわせて3人が立候補している。

続いて、宮城2区。
いずれも前職の3人が立候補している。

そして、1票の格差是正のため、選挙区のエリアが大きく変わった4区と5区。

新たな4区は富谷市や多賀城市、石巻市などを加えた選挙区に。
新たな5区はこれまで2つの選挙区にまたがっていた大崎市の全域を吸収し、内陸から沿岸まで続くエリアだ。

新たな4区には、県内で最も多い4人が立候補している。

また、新たな5区には前職1人と新人2人の3人が立候補している。

政治とカネの問題や、経済政策などが争点としてあげられる今回の総選挙。
投票は27日(日)午前7時から、県内933か所の投票所で行われる。

県内の有権者は今月14日時点で190万941人。
投票は一部を除き、午後8時に締め切られ、即日開票される。