「夜ごはん食べる時に使いたい」木工職人から箸づくり教えてもらう”出前授業”(宮城・白石市の小学校)
木工職人から箸づくりを教えてもらう出前授業が、宮城・白石市の小学校で行われた。
慣れない手つきでカンナを操り、箸作りに挑戦しているのは、白石第一小学校の4年生28人。
講師となったのは、大河原町を拠点に活動する木工職人の阿部浩秋さん。
阿部さんの指導で、子どもたちは先端が細くなるように木材を慎重に削っていく。
この出前授業は、箸作りを通じて木材加工の仕事や食への関心を高めてもらうのが狙い。
形が整うと、紙やすりで角をとったり表面を滑らかにしていく。
仕上げにワックスを塗ると、手づくりの箸が完成した。
児童
「削るところが難しかったんですけれど、やすりのところとかも難しかったけど楽しくできて良かったです」
「疲れたけど楽しかった。夜ごはんとか食べるときに使い たい」
出来上がった箸は、子どもたちが自宅に持ち帰って利用するという。