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【村井知事「大きな山を越えた」】来年度当初予算案が可決 「仙台赤十字病院」と「県立がんセンター」統合関連予算含む(宮城県議会)

2024年3月13日 20:30
【村井知事「大きな山を越えた」】来年度当初予算案が可決 「仙台赤十字病院」と「県立がんセンター」統合関連予算含む(宮城県議会)

宮城県が進める「4病院再編」構想のうち、「仙台赤十字病院」と「県立がんセンター」統合についての関連予算を含む来年度当初予算案が、宮城県議会で可決された。

村井知事は「大きな山を越えた」としたうえで、残る2病院については年度内の基本合意を目指す考えを改めて示した。

採決「賛成の議員の起立を求めます。賛成多数と認めます。よって本案は可決しました」

県議会の2月定例会最終日の13日、新年度当初予算案が賛成多数で可決・成立した。

予算案には、宮城県の「4病院再編」構想のうち「仙台赤十字病院」と「県立がんセンター」の統合による新病院の整備費の一部26億円分が盛り込まれている。

ただし「地域住民らから理解を得る」などとする付帯意見も議決された。

議会を終えた村井知事
「一つの大きな山を越えた。ただ付帯意見が付いた。丁寧 に説明していきたい」

また村井知事は、残る「東北労災病院」と「県立精神医療センター」の宮城・富谷市への移転・併設について、これまで通り「年度内の基本合意を目指す」と述べた。