<懲戒処分>児童の個人情報許可なく持ち出した教頭“減給”、詐欺未遂の女性教員は“停職”(仙台市教委)

仙台市教育委員会によると、2023年度から仙台市太白区内の小学校に勤務する教頭(50代男性)が、保存期間の過ぎた児童名簿や職員名簿の写しなどを許可なく持ち出し、自宅に保管。その後、封筒などに入れて家庭ゴミと一緒に破棄していたことがわかった。
破棄しているのを目撃した人から教育委員会へ通報があり、発覚したという。
教頭は「シュレッターで破棄する時間を、惜しんだ」などと話しているという。
仙台市は、26日付けで教頭を『減給10分の1(6か月)』の懲戒処分とし、個人情報の管理について指導を改めるとしている。
一方、仙台市太白区にある小学校の教員(30代女性)は、2023年11月 チケット売買の仲介サイトからテーマパークのチケットを購入して使用したにも関わらず、「届いておらず入園できない」などと仲介サイトに10回以上虚偽の連絡をして、不正にチケット代を返金させようとしたという。
仲介サイトの運営者が警察へ通報。
教員は、2023年11月に書類送検された後、起訴猶予の不起訴処分となった。
仙台市教委は、教員を 26日から『停職4か月』の処分とした。
女性は「公務員としてあるまじき行為だった」などと、話しているという。