<『震災』から『復興』へ>鉄道写真家の写真で町の姿を紹介 「5年後…どんな景色になるだろうと想像して」(宮城・女川町)
女川町庁舎1階で開かれている写真展。
展示されているのは、JRや私鉄のCMなどにも採用実績がある宮城・石巻市在住の鉄道写真家・武川健太さんの作品。
武川さんは、震災から復興へ歩む女川の姿を、鉄道や駅舎を通して撮り続けている。
震災前の女川駅に到着したSLの観光列車「ホエール号」。
震災後は、大きな被害を受けた女川駅周辺の復旧工事が始まり、4年ぶりに石巻線のレールが女川までつながった時の様子も捉えられている。
そして、女川駅前の新しい商店街「シーパルピア女川」の賑わいや、12年ぶりに復活した「おながわみなと祭り」の情景など27作品が展示されている。
鉄道写真家・武川健太さん
「これから5年後、10年後どんな景色になってくるだろうと想像して見ていただければうれしい」
訪れた人
「少しずつ忘れている景色ですよ ね、それを思い出させていただ いている写真なので、大事にしていきたい」
この写真展は、12月20日まで女川町庁舎1階で開かれている。