犯罪に加担する危険な「闇バイト」に巻き込まれないよう、警察官が高校生に呼びかけた。

仙台市青葉区の東北高校では約700人の生徒が参加し、宮城県警・少年課の警察官が「闇バイト」についての特別講話を行った。

講話では、SNSで「闇バイト」を募集する際の”ホワイト案件”・”高額報酬”・”簡単な仕事” などのキーワードや、犯行の手口が詳しく説明された。

また、実際に「闇バイト」で逮捕され少年院に収監された同世代の少年の言葉が紹介された。

「断ったら何かされると思い、恐怖で辞められなかった」
「家族を傷つけてしまった」
「戻れるなら戻りたい…」など後悔の念に、生徒たちは恐ろしい犯罪の実態を理解している様子だった。

参加した1年生・加藤栞乃さん
「まだ1年生ですが、高校生のうち にバイトをすると思うので闇バ イトに巻き込まれないように、しっかり気を付けていきたいと思いました」

参加した2年生・後藤大輝さん
「自分も（犯罪に関わったら）怖いなとか、実際に捕まった人の声も聞いて貴重な経験になった」

最後に、生徒の代表が「誘惑には決して乗らない」と宣言。
「闇バイト」に関わらないことを、誓った。