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【詳報】羽生結弦さん宮城でアイスショー開催へ 収益の一部は被災地に【notte stellata2025】

2024年12月24日 16:52
【詳報】羽生結弦さん宮城でアイスショー開催へ 収益の一部は被災地に【notte stellata2025】

仙台市出身のプロスケーター羽生結弦さんは、東日本大震災の被災地から「希望」を発信しようと、2年前から利府町のセキスイハイムスーパーアリーナでアイスショー「notte stellata」を行っている。

「notte stellata」は、羽生結弦さんが平昌五輪のエキシビションで滑ったプログラムで、イタリア語で「満天の星」を意味する。地元仙台で震災にあった羽生さんが、停電の暗闇の中で見た美しい「満天の星」に希望を感じたことから名付けられ、次回で3回目の開催となる。

会場で販売されるグッズは、防災グッズを中心に展開され来場者がアイスショーを楽しむとともに防災について考えるきっかけになることを目指している。また、グッズの売り上げの一部は被災地に寄付される。

出演者は今後発表になるが、羽生さんのほかにもプロスケーターやスペシャルゲストが震災復興への思いを込めて出演するという。

羽生結弦さんは開催にあたり、
「「notte stellata」がこうやって3回目を迎えるということは、何度も何度もその3.11のことを思い返したり、また、何かできることはないかということを模索しながら、たくさんの事を考えてここまで来たんだなと言うことを改めて感じています。また希望を届けていけたらいいなと思いますし、このショーを見たみなさんが笑顔で帰っていただけるような、そんな明るいものにできたらなと思います。」とコメントしている。
また、自身の演技については「希望と、祈りと、未来に向けて少しでもなんか明るい気持ちになれたらいいなという気持ちを込めて滑りたいと思っています」とコメント。
出演キャストについては、「(出演する)仲間のスケーターも3.11について考えてくれて、また僕の考えであったりとか、震災復興への気持ちであったりとか、そういったものに賛同しながら思いを込めて滑ってくれるので、その気持ちを受け取っていただけたらなと思います」としている。

開催日程は、2025年3月7日(金)から9日(日)の三日間。チケットの販売は来月から抽選で始まる。

最終更新日:2024年12月24日 17:05