宮城県の村井知事は、半導体工場の進出に向けた人材育成のため、自ら視察した福岡県の施設のオンライン講座などを活用していく考えを示した。

村井知事は、5月　半導体分野の人材を育成する「福岡半導体リスキリングセンター」を視察した。
この施設は、隣の熊本県への台湾の大手半導体メーカーの工場進出を受け、福岡県が開設したもので、今後　講座をオンラインでも公開する予定だ。

村井知事
「eラーニングやオンライン講座で開放していただけるのであれば、宮城県で関心のある方に勉強していただけるような環境を整えたらどうだろうか。他県のものでも使わせてもらったらいいのでは。中小企業に広く声がけしていきたい」

宮城県内でも、台湾の半導体メーカー大手が2027年の工場稼働を目指していて、県では今後独自の人材育成の対策を検討するとしている。