<パリ五輪>卓球・団体戦準々決勝 仙台市出身の張本智和選手&美和選手が兄妹で勝利に貢献 智和選手「状態はすごくいい」
パリ・オリンピック卓球は男女共に団体戦準々決勝が行われ、仙台市出身の張本智和選手、美和選手が兄妹で勝利に貢献した。
ダブルス1試合、シングルス4試合を行い、先に3勝したチームが勝つ卓球の団体戦。
女子は、シングルス銅メダルの早田ひな選手。平野美宇選手そして、張本美和選手の3人がメンバー。
準々決勝の相手はタイ。
第一試合、早田選手・平野選手のダブルスで快勝すると、第2試合のシングルスに美和選手が登場した。
準々決勝の相手はタイ。
第一試合、早田選手・平野選手のダブルスで快勝すると、第2試合のシングルスに美和選手が登場した。
第1ゲーム、相手にゲームポイントを握られるが、粘る美和選手。
そして、ここから逆転して美和選手のゲームポイント。
実況
「オーバーになった、こぶしを何度も握りました。そしてガッツポーズ!
張本美和が第一ゲームを取っています」
流れに乗った美和選手は、このまま主導権を握り、迎えたマッチポイント。
実況
「電光石火のフォアカウンター。張本、勝ちました」
3-0の見事な勝利。
このあと、第3試合を平野選手が勝ちきり、女子団体、圧巻の試合運びでベスト4進出を決めた。
そして、男子団体。準々決勝の相手は台湾。
第1試合のダブルスをとった後、第2試合のシングルスに張本智和選手が登場。
相手は台湾のエース・リン選手。
両者譲らず、勝負の行方は最終ゲームへ。
相手の強打に苦しみ、エース対決は台湾に軍配。
しかし、張本選手はここで終わらない。
第3試合で戸上選手が勝ち、準決勝へあと1勝とした場面で、ふたたび張本選手の登場。
ここで、張本選手は序盤から多彩なショットで相手を翻弄する。
解説「 ナイスボール!いいですよ」
実況「 打ち返しました」
第1、第2ゲームを奪い、むかえたマッチポイント。
実況
「とりました! 日本台湾を3勝1敗で破って準決勝進出を決めました」
男子は、3大会連続の準決勝進出。
メダルが近づいてきた。
張本智和選手
「シングルス終わってからの練習の数日間、すごく自信を持って練習できましたし、今日の出だしもそうだったように、状態はすごくいいので(シングルスで)負けた中でもすごくいいものがたくさんあった。それを今継続できているのかな、と思います」