体が硬い!?長崎県の小中学生 体力・運動能力の全国一斉調査の結果公表 県内小中学生2万800人が参加《長崎》
子どもの「体力・運動能力」の全国一斉調査の結果が公表されました。
調査は小学5年生と中学2年生が対象で県内では、合わせて2万800人あまりが参加、上体起こしや反復横とびなど小学生8種目、中学生9種目で行われました。
その結果、合計点では、中学生は男女ともに全国平均を「上回る・または同レベル」で、小学生は男女ともに下回ったということです。
種目で見ると、両足の膝をのばして座り前屈する「長座体前屈」は、小中学生男女ともに今回も全国平均を下回りました。
2008年の調査開始以来、全国平均に届いておらず、「柔軟性」が課題となっています。
一方、「シャトルラン」これは20mの距離を合図の音に合わせて行き来し持久力を見る種目ですが、
調査開始以来 今回もいずれも全国平均を上回りました。
中学生は全国トップレベルだということです。
また、「運動習慣」の調査では1週間に420分以上運動している割合これは1日に1時間以上の運動に当たりますが小中学生 男女とも全国平均と比べて高くなりました。
一方で、1週間の運動時間0=まったく運動しない割合はいずれも去年と比べ増加しました。中学生女子は20・2%となっています。
県体育保健課は柔軟性については「各学校で取り組みが続けられて いて向上傾向が見られる」としていて、「今後も、体力向上のため教育者や有識者でつくる委員会で対策などを話し合い実施していきたい」としています。