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妻殺害の75歳に懲役15年求刑…検察側「人命軽視は明らか」 弁護側は「介護疲れ」主張《長崎》

2023年12月22日 20:08
妻殺害の75歳に懲役15年求刑…検察側「人命軽視は明らか」 弁護側は「介護疲れ」主張《長崎》

今年3月、佐世保市の市営住宅で妻を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判が22日開かれ、検察側は懲役15年を求刑しました。

一方、弁護側は「介護疲れ」による犯行として、執行猶予付きの判決を求めました。

殺人の罪に問われているのは佐世保市世知原町の無職 前田 敏臣被告 75歳です。

起訴状などによりますと、前田被告は今年3月、自宅で寝ていた妻の英子さん 当時74歳の首を刺身包丁で刺して殺害した罪に問われています。

22日の裁判員裁判で、検察側は「被告に首を絞められて、目を覚ました英子さんを確実に殺害するために包丁を突き刺した」と指摘。「人命軽視の傾向が明らかで、自分勝手な理由で落ち度のない妻を殺害した」などとして、懲役15年を求刑しました。

一方、弁護側は経済的困窮や英子さんが寝たきり状態になり、自身も脳梗塞の疑いがあったことなどによる「将来への絶望」が動機だと主張。認知機能が低下していて、計画的犯行ではないことや自首が成立しているとして執行猶予付きの判決を求めました。

裁判は、22日に結審し、判決は26日に言い渡されます。