「夢を持ち続ける、毎日精進し続ける」ジャパネット入社式 髙田 明さんやヴェルカの馬場選手もエール
県内の企業や官公庁でも、入社式や辞令交付式が行われ、新入社員らが新たなスタートを切りました。
通販大手ジャパネットグループの入社式には92人が参加しました。
緊張した面持ちで集まった新入社員たち。
その目の前に広がるのは建設中のスタジアムです。
(ジャパネットホールディングス 髙田 旭人社長)
「このスタジアムには、ジャパネットの大事にしている幹が詰まっている」
今年10月14日に開業する「長崎スタジアムシティ」で行われたジャパネットグループの入社式。
試合観戦もできるラウンジが作られる予定の「ホテル棟」4階に、新入社員92人が集まりました。
(梅 飛翔さん)
「多様な文化に魅力にあふれる長崎をスタートに、周りの方々を幸せにできるような仕事をしていきたい」
式では、新入社員に向けてビデオメッセージも。
(創業者 髙田 明さん)
「夢を持ち続ける、毎日精進し続ける。とにかく入社したら、とことん頑張ってください」
創業者の髙田 明さんやV・ファーレン長崎の笠柳 翼選手、長崎ヴェルカの馬場 雄大選手もエールを送りました。
(長崎ヴェルカ 馬場 雄大選手)
「周りの人に何を言われようが、どう思われようが、あなたの人生はあなたが決め、あなたが納得する道を歩んでいってほしい」
92人のうち、50人がスタジアムシティの運営を担う「リージョナルクリエーション長崎」に入社します。
(新入社員 前田 遥香さん)
「(スタジアム内部の)姿を初めて見て、すごくワクワクしたのと同時に、このワクワクを忘れずに長崎県の皆さんに届けられたらいい」
入社式の後には、スタジアムシティのオフィス棟や、商業テナントに入居予定の企業などの新入社員を集めたセレモニーも開かれました。
ジャパネットホールディングスは、スタジアムシティの開業までに1000人の雇用を創出するとしていて、すでに約500人を採用しているということです。
(髙田 旭人社長)
「企業側としての雇用も生み出したいということ、そしてこの場所を生きがいとして、長崎での人生を楽しんで、それで家族が増えていく世界をつくることまで想像している。ここからは、短い時間やシニアの方の人材活用といった人の採用に広げていって、最終的に(1000人に)なる予定」
オフィス棟はおよそ7割、商業棟は約9割の入居が決まっている「長崎スタジアムシティ」。
先月末時点の工事の進捗率は、81.1%と、徐々に完成が近づいています。