世界平和の実現には核兵器を完全廃絶すべき 駐日南アフリカ大使が長崎市表敬で思い語る《長崎》
長崎を訪問中の駐日南アフリカ大使が、長崎市の鈴木市長を表敬訪問し、核兵器廃絶への思いを語りました。
鈴木市長を表敬訪問したのは、南アフリカのンゴニャマ駐日大使です。
南アフリカは1990年、保有していた核兵器を全廃し、核兵器の使用や開発などを全面的に禁じる「核兵器禁止条約」を2019年に批准しています。
(ンゴニャマ大使)
「世界の平和を実現するためには、核兵器やすべての大量破壊兵器を完全に廃絶しなければならないというのが、私たちの決意だったからだ」
鈴木市長は「被爆の実相に触れ、被爆者の経験を追体験してもらうことが、核兵器廃絶に向けて一番重要」と話しました。
ンゴニャマ大使は17日、出島メッセ長崎で開かれる講演会で、南アフリカの核兵器廃絶への歩みについて語るということです。