平和祈念式典に「イスラエル招待せず」ガザ地区への攻撃踏まえ長崎市が判断 広島市は式典に招待《長崎》
長崎市の鈴木市長は、来月9日の平和祈念式典にイスラエルを「招待しない」考えを明らかにしました。
長崎市はイスラエルがガザ地区に攻撃を続けていることを踏まえ、式典への招待を保留にしていましたが、31日、鈴木市長は「リスクへの懸念に変わりがない」として「招待しない」と判断したと明らかにしました。
(鈴木長崎市長)
「決して政治的な判断ではなく、犠牲者を慰霊するための式典を平穏かつ厳粛な雰囲気のもとで開催したい」
ロシアとベラルーシについては、3年連続で招待を見送っていて、長崎市はこれまでに154の国と地域に招待状を送っています。
イスラエルを巡っては、もう一つの被爆地ヒロシマが「即時停戦を求めるメッセージを記載」したうえで招待しています。