世界最小 “コガタペンギン” 2羽のヒナ誕生 長崎ペンギン水族館で7月末一般公開へ《長崎》
長崎ペンギン水族館でかわいいヒナが誕生しました。
デビューを控える、世界最小のペンギン2羽の様子をご覧ください。
カメラに興味津々、元気いっぱいに動き回る2羽。
体長は35センチから40センチ、フンボルトペンギンのヒナと比べると、これほどの差が。
世界最小のペンギン、“コガタペンギン”のヒナです。
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
「うわーフワフワ。あったかい」
(長崎ペンギン水族館 飼育展示課ペンギン担当 小塩 祐志さん)
「羽の種類が違って、茶色っぽい羽。もこもことした羽が綿羽と呼ばれてヒナの頃に生える。青っぽいしっかりとした羽は正羽といって大人と同じ羽」
5月にふ化した2羽。
当初は30グラムほどでしたが、飼育員の献身的な子育てですくすくと育ち、体重は約1キロに。
デビューまであと少しです。
世界最多の9種類のペンギンを飼育・展示するペンギン水族館。
(長崎ペンギン水族館 飼育展示課ペンギン担当 小塩 祐志さん)
「あれがお父さんで、奥にいるのがお母さん」
11羽いるコガタペンギンのうち9羽は、東京の水族館から譲り受けた「受精卵」をふ化させた「受精卵移動」という取り組みで繁殖しています。
今回その中の2羽がカップルとなり、初めてヒナがかえりました。
(長崎ペンギン水族館 飼育展示課ペンギン担当 小塩 祐志さん)
「まだ子どもではあるんですが、大人の羽、子どもの羽の両方見れる時期なので、ぜひたくさんリピートして見てもらえれば」
一般公開は、今月下旬を予定しているということです。