女神大橋は通行止めに 各地で雪化粧 23日朝にかけ路面凍結での交通障害に注意《長崎》
強い寒気の影響で県内は断続的に雪が降り、五島には一時大雪警報が出されました。気象台は23日朝にかけて、路面凍結による交通障害に気を付けるよう呼び掛けています。
高台から街を見下ろすと山や住宅の屋根は白く染まり、雪化粧に。子どもたちが雪で遊ぶ姿も見られました。
( 幼稚園児)
「雪、うれしかった」
強い寒気の影響で県内では各地で雪が降り、冷え込みも強まりました。
朝の最低気温は、雲仙岳や対馬市、島原市で氷点下となるなど、18地点中10の地点でこの冬一番の寒さとなっています。
五島では、昨夜からけさにかけ大雪警報が出され、五島市三井楽町では4センチの積雪が観測されています。(午前5時時点)
佐世保市山手町では、路面の凍結により軽乗用車が下り坂でスリップする事故も発生しました。
県警によりますと25件のスリップ事故が発生したということです。
( 青木 雄大アナウンサー)
「雪がちらちら降っていて、女神大橋は路面凍結で通行止めになっています」
長崎南環状線や西海市の国道206号、諫早外環状線は通行止めに。
交通機関では、海の便に影響がでていて、九州商船ジェットフォイルの一部と高速船の全便が欠航となっています。
22日正午までの24時間に降る雪は、いずれも多いところで、南部、北部の山地で3センチ( 平地で1センチ、五島で1センチ)が予想されています。
気象台はあす朝にかけて、路面凍結による交通障害に気を付けるよう呼び掛けています。