×

諏訪神社で古式ゆかしい「元服式」大学生3人奈良時代からの伝統体感 大人への決意新たに《長崎》

2025年1月13日 19:53
諏訪神社で古式ゆかしい「元服式」大学生3人奈良時代からの伝統体感 大人への決意新たに《長崎》

長崎市の諏訪神社で13日、古式ゆかしい成人の儀式が行われました。

奈良時代の作法にのっとった成人の儀式「元服式」には武家装束を身にまとった大学生3人が臨みました。

(元服名:直胤 大生 晃 さん )
「貴重な体験ができてよかった。二十歳としての自覚と責任を持って行動したい」
( 元服名:直淵 安達 栄翔さん)
「今まで親や周りの人に助けてもらったので成人の節目を迎えて」
(元服名:直満 赤瀬 寛起さん)
「人生のなかでいい経験になる。地域など社会に貢献できる大人になれれば」

この儀式では「元服名」という名前を授かりますが、古来から大切にされている「浄、明、正、直」の漢字を4年ごとに回して使っているそうです。

「回り文字」といい、今年の「直」が入った名前は素直で真直な心を表すということです。

諏訪神社では、1988年から続くという「元服式」。

今年の3人も含む99人が成人がこれまでに儀式に臨んでいます。

最終更新日:2025年1月13日 19:53