全国初!地方に住む高校生「大学生が学習&進路支援」松浦市とベネッセがオンライン活用し連携《長崎》
全国の大学生が、オンラインで高校生の学びをサポートします。
県立松浦高校が、教育大手ベネッセコーポレーションの学習支援サービスを導入することになり、17日に連携協定を結びました。
協定を結んだのは、松浦市と県立松浦高校、ベネッセコーポレーションの3者です。
松浦高校は、市内で唯一の高校ですが、市内の中学生の約6割が別の高校に進学しているほか、大学に進学する生徒は3割程度にとどまっていて、学校の魅力向上が課題となっていました。
ベネッセが提供するのは、オンラインを活用して生徒が全国の大学生と月2回、面談できるサービスで、学習法や進路について1対1でアドバイスを受けることができます。
(生徒役)※ デモンストレーション
「英語の長文読解が苦手で、なんとかしたい」
(大学生役)
「文法はルール。文法が分かっていれば、途中で読めなくなるということが減る」
全国でも初めての取り組みで、費用の一部は松浦市が負担し、生徒は月額1000円で利用できるということです。
(松浦高校 舟越 裕校長)
「松浦市にはほとんど大学生がいない。(サービスによって) 大学ってこういうところだ。大学生ってこういう生活をするんだというイメージが膨らみやすくなる」
松浦高校は、来月から希望する生徒向けにサービスを始めるほか、年に4回、ベネッセと協力し、進路相談のセミナーを開催するということです。