ICT活用で業種超えて効率化「循環型社会」へ 地元の課題に取り組む “国際NGO団体”発足《長崎》
スマート農業などICTを活用した「循環型社会」の構築を目指す、国際NGO団体が発足しました。
(ルートヴィレッジコンソーシアム 山口知宏 代表)
「長崎からイノベーションだったり、その結果にある平和を実現していきたい」
国際NGOとして新たに発足した「ルートヴィレッジコンソーシアム」は、県内のIT企業や飲食店が中心となり、社会課題に取り組む団体です。
長崎市長浦町にある「ルートヴィレッジ」。
スタートアップ企業「アドミン」が2021年から運営し、AIや仮想空間=メタバースなど新技術の開発や実証を行ってきました。
ここで取り組むプロジェクトの1つが「スマート農業」です。
遠隔モニタリングや、IoT制御、ロボットなどを使って行う農業で、人手不足の解消や労働力の削減が期待できると注目を集めています。
スマート農業で採れた農作物は「こども食堂」などで提供していく計画です。
(安井 忠行さん)
「届かないといけないところに届く、これが非常に大事」
今後は自治体や大学などとも協力し、ICTを活用した「循環型社会の実現」を目指すということです。