家具家電付きでセキュリティも「かなり贅沢」長崎大学内に留学生と学生入居のマンション完成《長崎》
“グローバル人材”の育成を目指し、長崎大学の敷地内に学生マンションが完成しました。
初めての一人暮らしでも安全に、快適で過ごせる工夫が詰め込まれています。
長崎大学の文教キャンパス内に完成した国際学生宿舎「Uni E’terna」。
全国の学生マンションを多く手掛ける「ジェイ・エス・ビー」が、今月30日から運営をスタートします。
21日には、関係者に一足早くお披露目されました。
(長崎大学 永安 武学長)
「留学生と日本人学生の交流の場という意味で、新しい長崎大学のグローバル拠点として、学生と留学生がうまく交流して、グローバル人材を育成したい」
「ユニ・エターナ」には、外国からの留学生と一般の学生が入居できます。
女子棟と男女共用の2棟あり、部屋数は合わせて305室。
部屋の間取りは、1人暮らしに十分な広さの1K7畳。
机にベッド、冷蔵庫や洗濯機など、家具家電もついて家賃は3万円から4万円台です。
(長崎大学 永安 武学長)
「思った以上にすばらしい出来。学生も満足するだろうし、かなり贅沢だと思うくらい、よく作ってもらった」
“セキュリティ面”も充実させています。
ドアは、暗証番号を入力することで開閉するシステム。
防犯カメラやモニター付きのインターフォンなども備え、初めての一人暮らしでも安心して過ごすことができます。
また・・・
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
「学生寮は2タイプあって、こちらの部屋では、まずから中に入る際の段差をなくしているし、手すりもあります。奥に進むと、洗面所があるがトイレと洗面所の壁を取り払った。車いすの方でも入居可能な形」
バリアフリーの部屋もあるほか、1階には勉強室に。
学生や留学生が気軽に交流することができるラウンジも。
新たなグローバル拠点としての役割が期待される「国際学生宿舎」。
この春から入居できる部屋は、すでに満室ですが、来年度以降も予約は順次受け付けるということです。