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【子供の命を守るには】認定こども園で避難訓練 保育士が0~5歳児までの子どもたちを迅速に避難 保護者への連絡手段も確立しスムーズな対応も 警察とも協力し課題も発見

2023年11月11日 13:07
【子供の命を守るには】認定こども園で避難訓練 保育士が0~5歳児までの子どもたちを迅速に避難 保護者への連絡手段も確立しスムーズな対応も 警察とも協力し課題も発見
認定こども園で避難訓練 子どもの命を守るには

近年相次ぐ大雨による災害。保育施設などでは 子どもたちの命を守るための備えが進められています。東彼杵町の認定こども園で大雨を想定した避難訓練が行われました。

東彼杵町の認定こども園「ひまわりえん」で訓練

「ただいま線状降水帯発生で、前の川の氾濫が予想されますので、総合会館の方へ避難します。皆さん準備をお願いします」

認定こども園『ひまわりえん』。訓練は線状降水帯が県内で発生、急な大雨で災害が発生する恐れがあるという想定で行われました。

近くに川があり、氾濫すると園はすぐに浸水することが想定されているそうです。

保育士たちが子どもを抱っこやカートで移動

担当の保育士たちが0歳児から5歳児までの45人を速やかに避難。

年長の子どもたちは歩いて、2歳から3歳児は園のバスを使って、
またバスに1人で乗れない小さな子どもたちは、抱っこやカートに乗せて移動します。
向かうのは園から約200m離れた東彼杵町総合会館。15分ほどで避難が完了しました。

また避難開始と同時に職員は…
「訓練が始まりましたので、今連絡させてもらったんですけども」

保護者に対し、避難先の会館まで迎えに来るよう連絡。保護者が子供たちを引き取り、それぞれの自宅に速やかに帰宅できました。

園児の保護者は…
「今日は携帯の方に連絡がメールと電話といただきました。(対応は)スムーズでした。災害の時に備えて(訓練は)大切だなと思います」

警察との協力で5年前から訓練

雨による災害を想定した訓練は、警察とも協力しながら5年前から毎年行っていて、この日も川棚警察署の警察官が避難の様子をチェック。課題も見つかったようです。

(川棚署の警察官)
「実際の災害になると(総合会館が)避難場所に指定されています。もっと(一般の)車が混雑した状態で(保護者への)スムーズな引き渡しなど、誘導とかもできなくなる可能性もありますので、実際に起きたときを考えて誘導して欲しい」

(認定こども園「ひまわりえん」浦 静子主任 )
「避難しますよって言ってから、先生たちも早く避難しないとということで、玄関で子供たちが詰まってしまったっていうのが一つの欠点かなと。近くに川があるということで 濁流が流れてきたら本当に危険っていうのが分かったので、そういうのもチェックしながら、早め早めに行動できるような感じに持っていけたらなと」

保育施設でこどもと避難 どう対応する?

改めて、大雨や台風などで、避難勧告・指示が出た場合の保育所などの対応について、認定こども園「ひまわりえん」のマニュアルをもとに確認します。

避難する際、施設側はまずそれぞれの保護者に連絡を取り、避難先や引き渡しについて伝えます。
二次災害を防止するために、施設のブレーカーやガス水道の元栓を閉め、避難場所を玄関や掲示板に掲示します。これによって施設に来た保護者や救急隊などに知らせることができます。

そして、乳幼児はおんぶではなく、身を守れるよう抱っこして避難し、子どもとしっかりと手を取って一緒に行動するようにします。県は保育施設に対して、こうした防災マニュアルの策定を促していて、保護者も普段からいざという時、施設との連絡手段や、避難場所などを把握しておくことが大切です。

また、避難場所について、県は地域のハザードマップなどを参考に、あらかじめ2カ所以上を決め、短時間で安全にたどり着ける経路も2つ以上を決めておくよう求めているほか、子どもの引き渡しはいつどこで誰が誰に引き渡したか、明確になるようなカードを事前に準備することも呼びかけています。

(NIB news every. 6月27日放送)
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