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冬の味覚の販売会「小長井牡蠣」最近の水温低下で身入り&味ともにいい出来《長崎》

2024年12月24日 17:30
冬の味覚の販売会「小長井牡蠣」最近の水温低下で身入り&味ともにいい出来《長崎》

諫早の冬の味覚「小長井牡蠣」シーズンが到来です。
特別販売が行われました。

夏の高水温の影響で生育が遅れたものの、例年並みの水揚げになる見通しです。

栄養たっぷりで身縮みが少ないのが特徴の「小長井牡蠣」。

諫早市役所前で行われた特別販売会では、500袋が限定で販売されました。

また、しぐれ煮やオイル漬け、カレーなどの加工品も並び、買い求める客で賑わいました。

(買い物客)
「味の濃さが違う。ほかのカキとは全然違う。蒸し焼きで食べる」

(雲仙市からの買い物客)
「毎年、小長井のカキをわざわざ買いに行っている。クリスマスパーティーで焼いて食べる」

今年、佐世保市の九十九島では海水温の上昇などが影響し、カキが大量に死滅。

年間の水揚げは例年の3割程度となる見込みで、来年2月に予定していたイベントは中止になりました。

一方、小長井牡蠣は夏の高水温の影響で生育が遅れましたものの、へい死するカキが少なかったそうで、シーズン中の水揚げは例年並みの200トンほどになる見通しです。

ここ数日で水温が下がったことで身入り、味ともにいい出来だそうです。

(諫早湾漁業協同組合 鶴田 政文さん)
「年明けになると、カキ焼きシーズンに入っていくので、そちらも今以上においしくなる。ぜひ小長井の方まで足を運んでもらいたい」

小長井かきは、長崎市でも特別販売を行うということです。

最終更新日:2024年12月24日 17:32