スタントマンが“事故を再現” 子どもたちの視覚や聴覚に訴える交通安全教室《長崎》
子どもたちに交通安全の意識を高めようと、諫早市の小学校でスタントマンによる交通安全教室が行われました。
実際に起こり得る事故をスタントマンが再現しています。
諫早市の有喜小学校で行われた交通安全教室。
児童に怖さを感じ、命の大切さを学んでもらおうと諫早市を拠点にスタント活動などを行う会社の協力で開催され、1年生から6年生の児童162人が参加しました。
スタントマンたちはトラックなど大きい車ほど内輪差が大きいことから、『横断歩道では手前で3歩離れて待つこと』『傘をさして自転車を運転してはいけないこと』などを指導しました。
ベビーカーを押しながら横断歩道を渡ろうとすると。
(指導)
「(車が)気づいて止まってくれました。よかったです。気をつけて渡ってくださいね」
道路の真ん中まで横断歩道を渡っていると、車の横から自転車が飛び出してきて衝突。
(指導)
「キャー。こちらからは自転車がまったく見えませんでした。お互い、アイコンタクトで事故が防げます」
(児童)
「自転車に乗る時もきちんと止まり、左右を確認することを学んだ」
(児童)
「とても怖くて(スタントマンの)演技がすごくて、ちょっと心配した。雨の日は傘を持ちながら自転車で運転するのはやめようと思う」
(佐藤 憲取締役)
「人がぶつかった音、車と自転車がぶつかった金属音。そういった衝撃音が子どもたちの心に残るので、(啓発を)続けていきたい」