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児童盗撮が目的「教室にカメラ設置」教頭を懲戒免職 県立高校教諭も知人にわいせつ行為で免職《長崎》

2025年2月13日 15:55
児童盗撮が目的「教室にカメラ設置」教頭を懲戒免職 県立高校教諭も知人にわいせつ行為で免職《長崎》

児童の着替えを盗撮する目的で教室にカメラを設置したとして県教育委員会は、佐世保市の市立小学校の50代の男性教頭を免職の懲戒処分にしました。

また 東京都内で知人女性にわいせつな行為を行ったなどとして、県立高校の男性教諭も懲戒免職処分としています。

(県教育委員会)
「大変申し訳ございませんでした」

12日付けで免職の懲戒処分となったのは、佐世保市の市立小学校の50代の男性教頭です。

県教育委員会によりますと、教頭はおととし2月頃から去年12月にかけて児童が着替えで使用する教室に複数回にわたり、盗撮する目的で小型カメラを設置していたということです。

県教委の調査に対し教頭は設置したことを認め「前任の学校でも同じような行為をした」と話したということです。

(県義務教育課 谷口 昭文 人事管理監)
「教頭という職責の重さに対する認識を著しく欠いた行為で、県民の皆様に対して強い失望感を与え、教育に対する信頼を著しく失墜させるものだ」

この問題では学校側が先月、保護者への説明を行っていて、警察による捜査も進んでいます。

県教委はこのほか、2022年8月、東京都内のホテルで知人女性に対し不妊治療と称してわいせつな行為を行ったなどとして、県立高校の50代の男性教諭を12日付けで免職の懲戒処分としました。

公立学校の教員に対する免職の懲戒処分は今年度、あわせて6件で、県高校教育課の田川 耕太郎課長は「服務規律のなお一層の徹底を図ることで県民の信頼回復に努めたい」としています。

最終更新日:2025年2月13日 18:34