J1昇格争いが大詰め 岡山に痛い敗戦のV・ファーレン長崎 次節は新スタジアムでの戦いへ《長崎》
J1昇格争いが大詰めを迎えているサッカーJ2。
3位のV・ファーレン長崎は29日にアウェーで、4位のファジアーノ岡山との直接対決に臨みました。
首位、清水と2位の横浜FCが引き分け、勝点差を詰めるチャンスとなったV・ファーレン。
互いに無得点で迎えた後半、岡山の攻勢をしのいでいたV・ファーレンでしたが、33分にコーナーキックから先制を許してしまいます。
V・ファーレンはその後、選手交代をしながら反撃を試みますが、アディショナルタイムの中村のフリーキックもゴールにはつながらず、リーグ戦終盤での痛い敗戦。
5試合ぶりの黒星となり勝点を積み重ねることができませんでした。
(下平 隆宏監督)
「(勝ち点を)突き放したかったゲームだったが、逆に迫られる結果になったので 悔しいし、残念。後ろが迫ってきている状況で新スタジアムなので、気合いを入れて新スタジアムの開幕を迎えれるように準備をしたい」
勝点が60にとどまってしまった3位のV・ファーレンは、残り5試合で首位の清水エスパルスとの
勝点差が12ポイント。
2位・横浜FCとは、11ポイント差に開きました。
この結果 次の試合の勝敗によって、上位2チームとV・ファーレンの勝点差が13ポイント以上に広がれば、V・ファーレンはj1自動昇格の可能性がなくなります。
負けられないV・ファーレン。
次節はいよいよ新本拠地「ピーススタジアム」での記念すべき初戦。
下平監督が昨シーズンまで率いていた 大分トリニータとの九州ダービーに臨みます。