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馬場雄大選手に聞く “長崎ヴェルカへの思い” Bリーグ開幕間近「仕上がりは順調」《長崎》

2024年9月30日 20:26
馬場雄大選手に聞く “長崎ヴェルカへの思い” Bリーグ開幕間近「仕上がりは順調」《長崎》

開幕節まで、あと4日となったプロバスケットボールB1「長崎ヴェルカ」。

9月、契約継続が発表された馬場 雄大選手に単独インタビューし、チームへの思いを聞きました。

(馬場 雄大選手(28))
「よろしくお願いします」

ヴェルカでの2年目のシーズンを迎える馬場 雄大選手 28歳。

加入初年度の昨シーズンは55試合に出場し、1試合平均14.1得点を記録するなどエースとして活躍。

その後、世界最高峰「NBA」への挑戦を表明し、自由交渉選手リスト入りとなっていましたが、一転、今月9日に契約の継続が発表されました。

(馬場 雄大選手(28))
「自分の夢 NBA選手になることを踏まえたうえで、ヨーロッパのチームやオーストラリア Bリーグのチームから話やコンタクトがある中で、僕もチームを理解していないといけないし、チームも僕のことを理解しているところを選びたいと考えた。ヴェルカの熱を感じて去年からいいチームだと思っていたので選んだ」

開幕直前に強力なラストピースが加わったヴェルカ。

チーム創設4年目となる今シーズン、伊藤 拓摩社長兼GMは「勝ちにこだわるチームを目指す」としています。

新加入選手5人に加え、初めて外国籍のヘッドコーチ、モーディ・マオール氏を招へいしました。

(馬場 雄大選手(28))
「ヘッドコーチがエネルギーや熱量を持ってやるのは、選手たちも引き出されるし彼は経験のすごくある方なので、信頼しているし いい雰囲気でやれている」

マオール新ヘッドコーチが目指すのは、リーグトップクラスのディフェンスを誇るチーム。

ヴェルカは昨シーズン、リーグで4番目に失点が多く、課題となっていました。

馬場選手も、練習から強度の高い守備が求められていると話します。

(馬場 雄大選手(28))
「やっぱりディフェンスがすごい。ハードワークにプレーするところはやっていたが、より細かく一人一人と出ている5人やチームが、どう守るかの細かさは去年より徹底されている」

さらに練習の内容も。

(馬場 雄大選手(28))
「きつい、めちゃめちゃきつい。必要というか去年の結果を経て、B1のレベルを証明された。そこで勝っていくためにも必要だと分かっているので、きついながらも勝つためにみんな一生懸命頑張っている」

仕上がりは順調だそうで、チームは今月行われた天皇杯2次ラウンド3連戦で全勝。

12月に開催される3次ラウンド進出を決めています。

馬場選手は2試合に出場し、平均18.5得点と存在感を見せつけました。

西地区6位で終わった昨シーズンの悔しさを胸に、今シーズンは初のチャンピオンシップ出場に導くと意気込みます。

(青木雄大アナウンサー)
「今シーズンの目標を色紙に書いてもらえますか」

(馬場 雄大選手(28))
「勝つチーム、勝たせられる選手に」

(馬場 雄大選手(28))
「個人の目標を達成するために勝つチームにいることも大切だと思うし、(NBA選手になる夢を)達成するための選手になる必要があると思っているので、去年なかなか勝ち星を挙げられなかった分、今年は責任を持ってヴェルカを勝つチームにして、勝たせられる選手になりたいと思う」

ヴェルカの今シーズンの開幕節は来月4日、5日ハピネスアリーナで サンロッカーズ渋谷と対戦します。