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雨の影響で3日間連続の順延経て試合開始!  夏の高校野球県大会 1回戦8試合の結果は《長崎》

2024年7月16日 20:01
雨の影響で3日間連続の順延経て試合開始!  夏の高校野球県大会 1回戦8試合の結果は《長崎》

夏の高校野球県大会
開会式以降、雨の影響で3日間連続の順延となっていましたが、16日から試合が始まりました。

3会場で行われた1回戦8試合のうち、スポーツパークいさはやの第2試合では諫早農業と猶興館が対戦しました。

大学生ながら侍ジャパンに選ばれた中村優斗投手の母校、諫早農業と、8年ぶりの初戦突破を目指す猶興館の一戦。

試合は初回から動きます1回表、猶興館はツーアウト3塁1塁のチャンスに6番畑中選手

レフトへのタイムリーで幸先よく先制します。

3回にも追加点を挙げた猶興館が2点をリードしたその裏の諫早農業の攻撃。

3番キャプテンの吉田選手がチーム初ヒットとなる3ベースで出塁すると続く4番野田選手

センター前へのタイムリーで1点を返します。さらに、2つのフォアボールで1アウト満塁とチャンスを広げ、7番瀬戸口選手

三遊間を破るヒットで1人が返り同点。さらに、押し出しなどもありこの回、打者一巡の猛攻で4対2と逆転に成功します。

その後、両チームともに追加点を挙げ8対4と諫早農業リードで迎えた最終回の猶興館の攻撃。

1アウトを取られた後、7番宮本選手がライト前ヒットで出塁します。

盗塁とワイルドピッチで1アウト3塁とし、ピンチヒッターは2年生の前川選手

犠牲フライで1点を返します。

しかし、反撃もここまで猶興館は8年ぶりの初戦突破とはならず、諫早農業が2年連続で2回戦進出を決めました。

(諫早農業 吉田啓主将)
「この初戦をいい状態で迎えられたのでよかった。まだ自分たちの力を全然出せていないので2回戦に向けてもう1回しっかり切り替えて準備したい」

◆16日の結果
【ビッグN 試合結果】
上五島が佐世保商業、佐世保西、平戸の3校連合チームに5回コールドで勝利。
そのほか、長崎東と長崎明誠が2回戦に駒を進めました。

【スポーツパークいさはや 試合結果】
長崎西が7回コールドで勝利して、諫早農業と2回戦に駒を進めました。

【佐世保野球場 試合結果】
第1試合は鹿町工業、第2試合では島原、第3試合は7年ぶりの甲子園を目指す波佐見が、それぞれ勝利をおさめています。

◆17日の予定
3つの会場で1回戦6試合が行われます。

【ビッグN】
第1試合では、今年4月に合同チームを結成した五島と五島海陽の連合チームが、部員12人の
西海学園と対戦します。

【スポーツパークいさはや】
第2試合には甲子園出場経験校で好投手を擁する清峰が登場。
長崎北と対戦します。

【佐世保野球場】
第2試合は2年連続で同じカードとなった大村と佐世保北の一戦です。

また、今大会は悪天候で3日連続の順延となった影響で、28日に行われる予定だった決勝戦が1日ずれて
29日に行われることになりました。