【県高総体】ラグビー決勝 北陽台47対5で長崎北を撃破 2年ぶり21回目の優勝果たす《長崎》
1月の県新人大会決勝と同じカードとなった、ラグビーの決勝戦。
(長崎北)
「何人欠けてもいいからキープしよう。絶対にトライを決めないと、チャンスがない」
14年ぶりの頂点を狙う「長崎北」と…
(北陽台)
「ディフェンスをこだわってやる。プライドを持って」
2年ぶりの優勝を目指す「長崎北陽台」が対戦しました。
試合は、新人大会で敗れた雪辱を期す長崎北が、序盤、積極的な攻撃を仕掛けます。
前半12分、パスを繋いでフランカー高比羅選手が左サイドに先制のトライ。
対する北陽台はその直後、プロップ田中選手のトライと、その後のゴールで逆転。
さらに24分には…
相手ディフェンスを突破した山口幸信選手から、梁瀬選手につなぎ左中間へトライ。
ペースをつかんだ北陽台が19対5とリードして、前半を折り返します。
後半に入っても北陽台の勢いは止まりません。13分に、プロップ相川選手、23分には、高校日本代表候補の田﨑 凛太郎選手が独走してトライ。
リードをさらに広げます。
おされていた長崎北も反撃を試みますが、相手の堅いディフェンスに阻まれ得点を奪えません。
結局、前後半で7つのトライを決めた北陽台が、47対5で快勝。2年ぶり21回目の優勝を果たしました。
両校は14日から鹿児島県で開かれる九州大会に出場します。
(長崎北陽台 下田 秩主将)
「フィジカルを圧倒して勝てたので、そこでトライを積み重ねられた。この後、九州ナンバーワンをとって、花園では全国制覇(したい)」
今年のインターハイは、県内をはじめとする北部九州で開催されます。
長崎、福岡、佐賀、大分の4県と一部の競技は北海道、福島、和歌山でも行われ、開催期間は来月21日から8月20日までです。
県内ではソフトボールやウエイトリフティング、ホッケーなど、9競技9種目が実施されます。