7年ぶりの開催 中国地方5県の知事が集まり意見交換 要望を共同で国に提案していく方針 鳥取県鳥取市
中国5県の知事が集まる中国地方知事会議が鳥取県鳥取市で開かれました。その中で物価高への対策や東京一極集中の是正を求める国への要望を取りまとめました。
5月22日、鳥取市で開かれた中国5県の知事が集まり意見を交わす中国地方知事会議。
鳥取県 平井伸治 知事
「人口減対策あるいは少子化対策、防災関係、さまざまな物価高。これを乗り越えるために一致結束していい形にできれば」
知事会では、各県に共通する課題について意見を交換。5県の知事がそろって知事会が開かれるのは7年ぶりだということです。
広島県 湯﨑英彦 知事
「足元の物価高対策も重要ですが、特に中小企業の生産性向上を図って持続的に上向いていく、正のスパイラルを作っていくことが重要」
島根県 丸山達也 知事
「東京一極集中を放置しているうちは、人口減少対策をやっていることにはならないことを政府には理解してもらわないといけない」
会議後には「物価高を上回る持続的な賃上げの実現」、「東京一極集中是正と人づくりの推進」など13項目を盛り込んだ国への要望を取りまとめました。今後、この要望を共同で国に提案していく方針です。