前月比200%の売れ行き 白バラシュークリーム店頭販売を再開 3月29日で生産終了の発表を受け購入する人が急増
地元に親しまれてきた大山乳業の「白バラシュークリーム」。
一時を販売休止していましたが、3月14日に店頭販売が再開しました。練乳と牛乳を使ったクリームが特徴の白バラシュークリーム。大山乳業は2月、6個入りのシュークリームの生産を3月で終了すると発表しました。発表を受けて購入する人が急増。一時生産が追い付かず、3月13日まで販売休止となっていました。
Q.購入できなかった?
「はいそうです。小さい時からずっと食べていたので、なくなっちゃうのは寂しいなと思って買いに来ました」
生産終了の理由とはー。
大山乳業販売部営業課 森長彰洋さん
「設備の老朽化が進んでまして、設備投資の面で生産効率と人手不足を考えた時に製造中止という判断をせざるを得ない状況でした。思った以上に反響をいただいてましてたくさんの人に愛された商品なんだなっていうのを実感しているところです」
そんな中、再び販売を始めた店舗では、朝からおよそ60パックが並び、早速ファンが手に取っていました。
客
「これがなくなっちゃったらさみしいなって買いに来ました。ずっとあればいいのにー」
しかしスーパーなどから大山乳業への発注が想定より多く、今後も出荷を調整する可能性があるといいます。
丸合羽合店 宮本薫 店長
「前月比200%の売れ行きとなっている状況でございます。私自身も残念なんですが、最後の数日なんですけどご案内して買っていただいて満足していただこうと考えています」
55年にわたって地元に愛された白バラシュークリーム。大山乳業は3月29日で製造を終了し、直売所やスーパーなどで3月末まで販売される予定です。