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日本とアフリカの音色が共演! 和太鼓やジンバブエの楽器を使った国際交流 「国際交流がもっと広がってほしい」 鳥取県鳥取市

2024年2月26日 18:30
日本とアフリカの音色が共演! 和太鼓やジンバブエの楽器を使った国際交流 「国際交流がもっと広がってほしい」 鳥取県鳥取市

2月24日、気軽に外国人と交流してほしいと、日本とアフリカの文化を体験する交流会が開かれました。互いの文化に触れる有意義な時間となったようです。

2月24日、鳥取市で行われたのは、日本とアフリカの文化や食事を体験する交流イベント。鳥取市民や、ケニア、スーダンなどから来た留学生とその家族、約100人が参加しました。国際交流へのハードルを下げたいと、鳥取市の国際交流サークルイコット(icotto)とアフリカ支援を行うJICA中国が共同で初めて開催しました。

20年間、日本で暮らすギニア出身のアラマさん一家は、アフリカの太鼓やオルゴールの元となったジンバブエの楽器を使って会場を熱いリズムで盛り上げました。さらに日本の伝統的な楽器・和太鼓で日本の文化を魅せたのは、ふくべ砂神太鼓のメンバーです。参加者は身体を大きく使って響かせるその音色に魅了され、実際に楽器を叩くなどして、やさしい音や力強い音、打ち方ひとつで様々な音色を表現するなどしていました。

また、日本とアフリカの演奏の即興セッションもなども行われ、会場は盛り上がりを見せていました。

交流会の参加者
「日本とアフリカは使う楽器が違って面白かった」

「日本は大きい音で激しいと思ったけど、アフリカはメロディというかなめらかな感じでした!」

「日本もアフリカもどちらの文化もあると聞いて、非常に楽しみにして来ました。楽しかった」

「ドラム(太鼓)とかダンスが非常に印象的でした。和太鼓を見るのは初めてでした。非常に良かったです」

最後はアフリカ出身の人たちと一緒に作ったビーンスープとチキンスープを堪能。文化から食まで、初めての経験が詰まった1日となりました。

イコット(icotto) 西川信彦 代表
「アフリカのいろんな方たちが来ていて、ぞれぞれ違う文化があって、その文化を知っていくのがすごく楽しい。国際交流がもっと広がっていくといいなと思っています」

イコットは、今後もアフリカ出身の人たちと英語を使って交流するイベントを企画しているということです。