「大きくなってねー!」 地元の園児がサケの稚魚500匹を日野川に放流 鳥取県米子市
鳥取県米子市の日野川で3月14日、地元の園児が、サケの稚魚を放流しました。
園児
「大きくなってねー!」
サケの稚魚を放流したのは、米子市の箕蚊屋保育園の園児24人です。この取り組みは、日野川水系漁協が、地元の園児に近年減少傾向のサケの資源保護と自然にふれてもらおうと毎年行っています。園児達は、漁協の生産場で育てられた5センチ程のサケの稚魚500匹を元気なかけ声をあげながら放流していました。
園児
「楽しかった。大きくなってねー」
「かわいかったサケが、元気に帰ってほしい」
日野川水系漁業協同組合 生田誠二 組合長
「(園児が)サケの放流をすることによって、川をきれいにする気持ちと自然や生きものを大切にする豊かな心を持ったお子さんに成長していただければなと」
サケの稚魚は、日本海や北の海をめぐる数万キロの旅へと向かい、このうち1パーセントのサケが4年後、日野川に戻って来ます。
園児
「大きくなーれ!いってらっしゃい、バイバイ」