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漁解禁のズワイガニが店頭に! 時化の影響などで価格が例年の2倍となるも… 「やっぱり冬はカニを食べに来なきゃ」 鳥取県鳥取市

2023年11月7日 18:12
漁解禁のズワイガニが店頭に! 時化の影響などで価格が例年の2倍となるも… 「やっぱり冬はカニを食べに来なきゃ」 鳥取県鳥取市

今年もこの季節がやってきました。鳥取港では11月7日朝、今シーズン初となるズワイガニの水揚げと初競りが行われました。

中本帆乃花記者
「午前6時の鳥取港では冬の味覚、松葉がにの水揚げが行われています」

山陰地方では「松葉がに」と呼ばれる雄のズワイガニ。11月5日に漁が解禁され7日朝、鳥取市の鳥取港では4隻の船が帰りズワイガニが次々と水揚げされていました。初日の水揚げ量はズワイガニの雄、松葉がにが1042キロ、メスの親ガニが2036キロと漁初日からの時化の影響により平年よりやや少なめだったということです。

漁師
「期待していてほしいです。いろんな人に食べてほしい。小さい子にも」

そして午前8時から行われた初競り。大きさ・品質・型とも最上級のトップブランド「五輝星」は4枚が競りにかけられ、その中でも大きさ14.7センチ、重さ1.28キログラムの一番大きなものには最高値280万円の値が付きました。

そして、さっそく店頭には競り落とされた松葉がにが。そこには280万円で競り落とした五輝星も並びました。鳥取市の浜下商店では今シーズン初日の仕入れ量が少なかったため、価格は例年の2倍に。それでも、待ちに待った松葉がにを買い求める人たちが店を訪れていました。


「カニ目当てで」

「カニが好きなので。やっぱり冬はカニを食べに来なきゃいけないのかなと。毎年来てます」

「松葉がには美味しいからね。楽しみにしてます」

かねまさ浜下商店 浜下哲爾社長
「本日のみは少し高めですが、10日以降はだんだん落ち着いてきて漁のほうも昨年より多いと言われています。鳥取のカニはとっても美味しいのでシーズンに1度は食べていただきたいと思います」

鳥取県農林水産部水産振興局 鈴木由香利局長
「コロナが回復してきて多くのお客さまがいらっしゃっています。起爆剤にして皆さまに来ていただきたいと思います」

オスの松葉がには来年3月20日まで、メスの親がには年内いっぱい漁が続きます。

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