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「いつまでも皆と友達でいられるように」 小正月の恒例行事「トンドウ」 地元の伝統行事を児童が体験 鳥取県鳥取市

2024年1月16日 18:22
「いつまでも皆と友達でいられるように」 小正月の恒例行事「トンドウ」 地元の伝統行事を児童が体験 鳥取県鳥取市

地域の伝統行事を体験し無病息災を祈ります。鳥取県鳥取市の宝木小学校では、小正月の恒例行事「トンドウ」が行われました。

1月16日、鳥取県鳥取市気高町にある宝木小学校では全校児童69人が「トンドウ」を体験する行事が開かれました。トンドウとは、門松やしめ縄などを燃やし、1年間の無病息災などを祈る、鳥取県鳥取市気高町に伝わる伝統行事で、子どもたちは書初めをワラに挟んで火をつけ、炎に願いを寄せていました。

Q.どんなお願い事したの?
児童
「いつまでも皆と友達でいられるように」

「将来の夢がかないますようにって、獣医師になりたいです」

「陸上部だからもっと足が速くなるようにしたいです」

そして、トンドウが終わると5年生が育てたもち米で作った「ぜんざい」が振る舞われます。

児童たち
「いただきます!」

児童たちは、特別な思いでぜんざいを味わっていました。

児童
「5年生が一生懸命作ってくれたので、おいしく食べたいと思います」

宝木小学校では、地区の伝統行事を子供たちに伝えるため、今後も継続していくとしています。