「ちょっとカニも弱ってますね」悪天候の影響は日本海の冬の味覚・カニ漁にも 強風などの悪天候の影響で予定を早めて帰港 鳥取県網代港
11月6日、日本海の冬の味覚・ズワイガニの初水揚げが網代港で行われました。
漁船は6日午前0時の漁解禁に合わせ5日網代港から出港したばかりですが、5日未明からの強風の影響や今夜予想される悪天候の影響で予定を早めて帰港。約2.6トンのズワイガニが網代港に水揚げされました。
乗組員
「風は強かったですね。11月でこの天気とか(海水の)温度でちょっとカニも弱ってますね」
厳しい天候の漁となりましたが、初競りが行われ競り人の威勢のいい声とともに新鮮なカニが次々に買われていきました。1キロあたりの平均単価は
松葉ガニで1万1076円、親ガニで5151円と去年の約1・4倍に。最高価格は五輝星に選定されたズワイガニの25万円となりました。
乗組員
「松葉ガニ日本一の鳥取県。その松葉ガニはとてもおいしいので全国の方に食べに来てもらったり、インターネットでカニを購入してほしいです」
本格的に始まったカニシーズン。11月7日は鳥取港や境漁港でズワイガニの初水揚げが予定されています。