「片手で満足!」 若者世代を対象にした新しい「おにぎり」 鳥取市の大学生とスーパーマーケットが共同開発 鳥取県
鳥取市の大学生とスーパーマーケットが、若者世代を対象にした新しい「おにぎり」を開発し、1月21日初めての販売が行われました。
小林沙貴 リポーター
「大きくてずっしりとしたおにぎり。大学生の胃袋を満たす工夫がたっぷり詰まっています」
分厚いソースカツに、塩サバ、甘辛く味付けした牛肉のおにぎり。1月21日、鳥取市の公立鳥取環境大学では、学生が鳥取市に本社を置くスーパー「サンマート」と共に開発したおにぎりが、初めて販売されました。大人の男性のこぶしほどの大きなおにぎりが、売店の一角に並べられると、あっという間に売れていく人気ぶり。
購入した学生
「うまい!ちゃんと野菜も入っていて健康にも良いなと思います」
「食べやすい形で持ちやすい。すぐ食べられるし、いいと思います」
「コスパすごく良くて、大きさもあってあの大きさで300円は結構良い値段だと思います」
商品開発に携わったのは、経営学部の3年生12人です。テーマは「片手で満足!」。試作やアンケート調査を重ね、ボリュームや栄養面を考慮。大学生の心をつかんだ結果、正午過ぎには用意した60個が完売となりました。
開発に携わった学生
「スーパーで実際には売られていないような具材をおにぎりの中に詰め込めたかなと思います。イメージしていたものを作っていただけてここまで売り上げ、反響もあってすごくうれしいです」
このおにぎりは、今回の売れ行きから人気の味や1人あたりの購入数などを分析し、今後はサンマートでの販売も検討していきたいということです。