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「中央と島根を『結ぶ力』に」島根1区補欠選挙に元財務省・錦織功政さんが出馬表明 島根県

2024年1月17日 17:37
「中央と島根を『結ぶ力』に」島根1区補欠選挙に元財務省・錦織功政さんが出馬表明 島根県

今年4月に行われる予定の衆議院島根1区補欠選挙。1月17日、自民党島根県連が後継候補に選出した元財務省中国財務局長の錦織功政さんが、会見を開いて出馬の意向を表明しました。

錦織功政さん
「ふるさとを拠点にこの国を、このふるさとを支えていきたい。一生の仕事にしていきたいと決心し、今回の応募につながった」

衆議院島根1区の補欠選挙に出馬表明したのは、元財務省中国財務局長の錦織功政さん(54)です。島根県松江市出身の錦織さんは大学卒業後に旧大蔵省に入省、2022年からは財務省中国財務局長を務めていました。しかし、自民党島根県連の島根1区後継候補に応募するため去年12月に辞職し、1月16日、県連の選挙対策委員会が擁立を決定しました。

錦織功政さん
「(公務員時代に培った)経験と知見と人とのつながりを生かして、中央とふるさと島根との結びつきをさらに強める『結ぶ力』となって働いて参りたいと考えております」

17日の会見で錦織さんは少子高齢化社会の進展を国の最大の課題だとし、地方への人口移転や企業の企業誘致の推進などに力を注ぎたいと話しました。

また、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題についても触れ、「適法に政治資金を取り扱うことは当たり前。疑念を抱かれぬよう政治資金は公明正大に扱っていく」と話していました。

衆議院島根1区の補欠選挙を巡っては、このほか共産党の新人・村穂江利子さん(55)と立憲民主党の亀井亜紀子さん(58)が出馬を表明しています。

島根1区補欠選挙は、解散総選挙がなければ4月16日に告示され、4月28日に投開票されます。