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"はみだし"巻きや韓国風、ロールケーキまで! 5年ぶりの週末に当たる節分 さまざまな工夫を凝らした恵方巻が登場

2024年2月2日 18:16
"はみだし"巻きや韓国風、ロールケーキまで! 5年ぶりの週末に当たる節分 さまざまな工夫を凝らした恵方巻が登場

2月3日の節分を前にスーパーなどで行われている恵方巻商戦。今年はどんな恵方巻が登場しているのでしょうかー。

5年ぶりの週末にあたる今年の節分。さまざまな工夫を凝らした恵方巻が取りそろえられています。

イオン鳥取北店 デリカ担当 髙本悠補さん
「笑福4種の恵方巻セットが特徴的かなと思っています」

週末の節分のため、家族や友人と集まって食べる人が多くなると予想。さまざまな味を分け合って食べられるよう4分の1サイズで4種類の味が入っています。

定番の味から今若い人に人気の韓国風のり巻き"キンパ"など幅広い世代が楽しめる味です。さらにのりも去年の1.5倍ほど長く巻かれていて、こどもが食べてもこぼれにくい巻き方になっているといいます。ほかにもー。

イオン鳥取北店 デリカ担当 髙本悠補さん
「『はみ出し』ってついているので、はみ出してる部分に興味持っていただいてパッと買っていただくお客さんが増えたらいいかなと思っています」

通常の寿司でも人気な、具材がはみ出したお寿司。今年は商品名を新たに「はみ出し」と銘打つことでその存在感をアップさせる狙いです。


「(長さが)半分のものを何個か いろんな種類を食べようかなと。サーモンとかキンパ巻きとかもけっこう好きなので目的のものがあってよかったです」

今年は海苔の不作や米の国内在庫減少など物価高の影響もある反面、水産物のコストを下げることで去年と変わらない価格で提供ができているといいます。多くの人に楽しんでほしいと工夫が施された今年の恵方巻。イオン鳥取北店では、去年の1.3倍の個数の売上を見込んでいるということです。

一方、こんな変わり種の恵方巻もー。

◇ ◇

“のり”のようなものに巻かれ、中にはマグロやかんぴょう、キュウリなどが入っているように見える“恵方巻”の正体は「ロールケーキ」。島根県松江市のホテル一畑で、節分までの3日間100個限定で「恵方巻ロールケーキ」を販売しています。

ホテル一畑 髙橋大輝 パティシエ
「コロナ禍でテイクアウトとして何かお客様に提供できるものがないかと考えた結果、恵方巻のロールケーキを作るようになりました」

『テイクアウトでも楽しんでもらえる商品を』と、去年から始めたという「恵方巻ロールケーキ」。中にはマグロに見立てたイチゴ。そして、緑や黄色のクリームで具材を表現。今年は去年よりも竹炭を練りこんで作った黒いスポンジの質感やケーキのサイズにこだわり、より恵方巻そっくりに仕上げました。

ホテル一畑 髙橋大輝 パティシエ
「やはり黒い部分をきれいに作るのはこだわりましたので、とにかくおいしく食べていただけて、食べた方たちが笑顔になっていただけたら作り手としてはうれしく思います」

1年の幸福や無病息災を願う「恵方巻」。ホテル一畑の「恵方巻ロールケーキ」は予約で完売していますが、3月にはひな祭りスイーツなど今後も四季折々の商品を提供することにしています。