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東京女子医大・元理事長、別の建設工事でも現金約5000万円受け取りか

2025年1月15日 17:52
東京女子医大・元理事長、別の建設工事でも現金約5000万円受け取りか

東京女子医科大学の新校舎建設をめぐり、元理事長の女が背任の疑いで逮捕された事件で、元理事長が別の建設工事でも、現金およそ5000万円を受け取っていたとみられることがわかりました。

警視庁によりますと、東京女子医大の元理事長・岩本絹子容疑者は、2018年から2020年にかけて、新校舎建設をめぐり、実態のない建築アドバイザー報酬として、大学側から建築士の男性におよそ1億2000万円を支払わせ、損害を与えた疑いがもたれています。

建築士の男性は、岩本容疑者の側近の女性に3700万円ほどを手渡し、その後岩本容疑者が現金を受け取ったとみられています。

その後の捜査関係者への取材で、岩本容疑者が、関連病院の建設工事でも「建築アドバイザー報酬」としておよそ1億5000万円を大学側から建築士に振り込ませ、そのうち5000万円ほどを手渡しで受け取っていたとみられることがわかりました。

警視庁は、この建設工事についても建築士の業務実態がなかった可能性があるとみて調べています。

最終更新日:2025年1月15日 18:05