「モペット」で衝突…自転車の男性に大ケガさせたか 大学生の男2人逮捕 警視庁
ペダル付き原付バイク「モペット」で、自転車に乗った男性に衝突して大ケガをさせたなどとして、大学生の男2人を警視庁が逮捕していたことが分かりました。
捜査関係者によりますと、大学生の藤井愛斗容疑者は去年10月、東京・世田谷区の路上で無免許で「モペット」を運転し、法定速度の30キロを超える速度で一方通行を逆走して、自転車で走行中の50代の男性に衝突しケガをさせたなどの疑いがもたれています。男性は、頭に全治不明の大ケガをしました。
藤井容疑者は2人乗りの状態で事故を起こしていて、同乗していた知人の五老吾児土容疑者も警視庁の任意の調べに「自分が運転していた」とウソの説明をして、藤井容疑者の身代わりになろうとした、犯人隠避の疑いで逮捕されています。
また、2人は飲酒して帰宅する途中に、事故を起こしたとみられています。
事故直後の目撃者「タイヤの太い自転車のようなものが事故があったみたいで、部品が落ちてたのでけっこうぶつかったのかなっていう」
捜査関係者によりますと、「モペット」を巡る事故で、「危険運転」を適用して逮捕するのは都内では初めての事例とみられ、警視庁は経緯を詳しく調べています。