クリスマス ”パーティーの主役”ケーキ 購入客でにぎわう 一方でイチゴやチョコレートなどの高騰で店舗も一苦労… 鳥取県鳥取市
12月24日はクリスマスイブ。この日に欠かせないのがー。
Q.何を買ったの?
訪れた子ども
「ケーキ」
ケースに並んだ色とりどりのクリスマスケーキ。鳥取市のケーキ店には、大勢の人が“パーティーの主役”を買い求めに訪れていました。人気だったのは小さなサンタが乗ったクリスマスショートやサンタクロースの器がかわいい「サンタカップ」など。12月24日は、朝からひっきりなしに客が訪れ、昼過ぎには売り切れるケーキもありました。
店員
「限定品はもうほとんど売切れになっている状態です。生クリームの12cmサイズ。これが一番初めになくなりました」
取材した鳥取市のお店では、クリスマスシーズンに向け、ホールケーキ約400個、ピースケーキは約800個を用意。クリスマスイブを前に12月23日は、朝から準備に追われていました。
リビドー洋菓子店 鳥取店 田中竜二 店長
「みんなが朝から来て準備しています」
クリスマスケーキに加え、誕生日などのお祝い用の注文も入り、店内は大忙し。しかし、繁盛の一方、悩みの種もあるといいます。
職人
「先月までは、ちょっと値段が上がってたんですけど」
ケーキの材料となる、イチゴやチョコレートなどの値上がり。取材したこちらの店では、県外産の材料を探すなど工夫を重ね、ケーキの販売価格は変えずに今年のクリスマスを乗り切ることにしたということです。
そして、迎えたクリスマスイブの12月24日。店内は、大勢の客でにぎわっていました。予約していた分を受け取ったり、家族に買って帰ったりと次々と売れていくケーキ。
客
「好きなケーキと、きょうはクリスマスなんで、それに見合ったケーキを買いに来ました」
客
「とりあえずはこのショートとティラミスとか買おうかなと」
Q.ご家族にですか?
「恋人と。とりあえずイチゴが乗ってたらいいと言ってるんですけど、いい夜に、幸せな夜にしたいですね」
リビドー洋菓子店 鳥取店 田中竜二 店長
「忙しく、ありがたいですね。楽しくクリスマスを過ごしていただきたい。その思いだけですね」
甘い香りで感じるクリスマスの訪れ。ケーキが多くの人に笑顔のプレゼントを届けていました。