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2023年8月の台風7号による風水害の教訓を活かして 6月から防災対策強化 鳥取県

2024年5月23日 15:56
2023年8月の台風7号による風水害の教訓を活かして 6月から防災対策強化 鳥取県

鳥取県は、去年の豪雨を教訓に、出水期に備えた防災対策を6月1日から運用すると発表しました。

鳥取県 平井伸治 知事
「いよいよ梅雨時がやってまいります。沖縄などは梅雨入り宣言ということになりました。早晩雨の多い季節が本州、そして山陰にもやってくるということになります」

2023年8月に発生した台風7号による大雨災害。鳥取県は、去年の風水害の教訓を踏まえ、防災対策を強化していきます。

取り組みは、監視カメラなどによる道路の冠水状況の周知、ドローンを活用した孤立集落の迅速な情報収集など、災害が発生した際、臨機応変に対応する内容です。現在、今年の夏を目途に、県の防災計画の策定を進めていまが、風水害の対策は、6月1日から暫定運用していきます。

また、市町村が行う避難所の運営も支援。避難所に必要な物資などを把握し、県が調達や調整を行うこと等も6月から始める予定にしています。