大型車のタイヤ脱落事故が相次いだことを受け、鳥取市内で大型車の街頭検査がありました。

冬用タイヤに交換後に発生することが多いタイヤの脱落事故。去年11月には、島根県でも脱落したタイヤが人にぶつかり、けがをする事故がありました。鳥取市気高町の国道9号で行われた街頭検査では、中国運輸局の職員が車輪のナットを点検用のハンマーで叩き、緩んでいないか確認していきました。またドライバーに、注意喚起のチラシを配布し、点検の重要性を伝えていました。

中国運輸局鳥取運輸支局　大谷勝彦 首席陸運技術専門官
「100キロくらい走った後に、ナットの増し締めをしていただくということになっておりますので、それを的確に行っていただくこと。あとは、運行前の日常点検、これを確実にやっていただくということが大事かと思います」

街頭検査を行った15台に、ナットがゆるんでいる車は確認されなかったということです。

中国運輸局では今後も、タイヤ交換時期に合わせて街頭検査を行う予定です。