旧正月の伝統行事「もち花祭り」 五穀豊穣や無病息災を願う 雪ともち花が通りを飾り冬ならではの景色に 島根県松江市美保関町
山陰各地が冷え込んだ2月4日。こうした中、島根県松江市美保関町では、旧正月の伝統行事「もち花祭り」が行われています。
島根半島の東の端、松江市美保関町美保関。旅館や商店がならぶ青石畳通りでは、冬の風物詩「もち花」を飾り付ける祭りが開かれています。島根半島に自生する「クロモジ」の枝に小さな餅を飾り付ける「もち花」は、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災の願いが込められ、今年も通りや旅館・飲食店などに約60本のもち花が飾られました。
神戸からの観光客
「これもち花なんですか?」
「きれいだなと思って見てたんだけど」
東京からの観光客
「趣があっていいなと思いました」
通りを舞う雪ともち花で、冬ならではの景色に。この「もち花祭り」は2月5日まで開催されます。