全国的に事故が多発している電動キックスケーター。鳥取市で7月20日からレンタルが始まるのを前に、19日に正しい交通ルールを学ぶ研修会が開催されました。

7月19日、鳥取空港で行われたのは、特定小型原動機付自転車、いわゆる電動キックスケーターの研修会。20日から鳥取空港でレンタルサービスが始まるのを前に鳥取県警の警察官が空港の職員に交通ルールなどを講習しました。

～研修の様子～
「交通ルールについて知らない方、自転車の感覚なので歩道を走れるだろうなっていう感覚になりかねないので、特にそのあたりを注意していただきたい」

全国で多発する電動キックスケーターの事故。信号無視やひき逃げ、ナンバープレートを付けずに走行するなどルールを知らずに違反をする利用者が増加しています。

鳥取県内ではまだなじみのない、電動キックスケーター。乗る際はさまざまな点に注意が必要です。

～特定小型原動機付自転車のルール～
・16歳未満は運転できない、
・車や自転車と同じように飲酒運転、二人乗り、スマホを見ながらの運転は禁止、
・道路を走る際は歩道ではなく、車道を走行。（歩道に標識がある場合を除く）
また、「二段階右折」をしなければいけません。

鳥取空港の職員
「交通ルールについて、こちらからしっかりとご案内して安全に快適に乗っていただけたらと思います」

鳥取県警察本部 交通部交通企画課　村上雄一郎 警部補
「16歳未満は運転ができないということ、二段階右折であったりとか、左端を走るといった基本的な交通ルールの周知にご協力いただきたい」

その手軽な見た目とは裏腹に、速いスピードが出て重大な事故を起こしかねない電動キックスケーター。運用に向けて利用者はもちろん、自転車や車のドライバー、歩行者も注意していく必要があります。