「県として時期を遅らせていいと思ってやってることは一切ありません」 県道崩落の日御碕地区 観光バスなどの大型車両が通れる新しい仮設道路の完成が12月ごろになる予定と発表 島根県
7月の大雨で、道路が崩落した出雲市大社町の日御碕地区。今年12月に大型車も通れる新しい仮設道路が完成する見込みであることが分かりました。
島根県出雲市大社町の日御碕地区は7月の大雨によって、県道29号が崩落し通行止めとなりましたが、9月、観光客などの一般車両が通行できる仮設道路が完成しました。
しかし、観光バスなどの大型車両は現在の仮設道路を通行できず復旧は道半ばでした。こうした中、島根県は近く、大型車両が通れる新しいう回路の建設に着手し今年12月には完成する予定だと発表しました。これについて丸山知事は―。
島根県 丸山達也 知事
「(12月完成が)早いか遅いかの評価は住民のみなさん、県民のみなさんがされることだというふうに思いますけれども、県として(時期を)遅らせていいと思ってやってることは一切ありませんので、日御碕のみなさんのご理解を求めていかなければいけない」
また島根県は11月以降、日御碕での宿泊や土産物の購入などで使えるクーポン券を発行する方針で、準備を進めているということです。
丸山知事は、こうした事業を通じ日御碕観光の需要喚起につなげていきたいと述べました。