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建設から約60年… 鳥取県議会の議会棟が初めての大改修工事 大型スクリーンの設置、バリアフリー化や感染症対策も考慮

2024年9月6日 17:34
建設から約60年… 鳥取県議会の議会棟が初めての大改修工事 大型スクリーンの設置、バリアフリー化や感染症対策も考慮

建設から約60年を迎えた鳥取県議会の議会棟。このたび改修工事が行われ、本会議場も新しい姿に生まれ変わりました。

落ち着いた雰囲気が漂う青色を基調とした本会議場。これまでは赤いカーペットでしたが、青に刷新。カーペットの色に合わせて椅子の色も青に統一しました。

鳥取県議会の議会棟は、1962年に完成してから約60年間、議場設備の改修はしておらず、今回が初めての大規模改修となりました。本会議場の整備費は約2億円だということです。本会議場の段差をなくし、バリアフリー化を推進。また、これまで議員による追加の質問は自分の席で行っていましたが、中央に質問席を設けることで追及質問も中央で行うことができるようになります。

さらにー。

鳥取県議会事務局 総務課 田住利晃 課長補佐
「議場内に、大型スクリーンを設置しまして、その大型スクリーンに資料を映し出すことによって、議場の方にまた傍聴の方に大画面で見ていただけるという改修もしております」

170インチの大型スクリーンに、資料を表示するほか、議場の映像も映し出します。また、机を動かすことが可能になるなど感染症対策も考慮した作りとなっています。

鳥取県議会事務局 総務課 田住利晃 課長補佐
「新しい議場で議論が始まっていくんですけども、傍聴に来られる県民の皆さまには、ぜひお越しいただいて、議場での熱い議論を体験していただければと思っております」

9月13日開会の9月定例会から、新しい議場が活用されます。

最終更新日:2024年9月6日 18:34