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扇風機8台をフル稼働で動物の暑さ対策 動物触れ合い施設では暑さ対策に奔走 島根県松江市

2024年5月23日 16:24
扇風機8台をフル稼働で動物の暑さ対策 動物触れ合い施設では暑さ対策に奔走 島根県松江市

5月も後半に入り暑さが本格化。動物たちも夏を元気に乗り切るための暑さ対策が始まっています。

扇風機の前に集まるヤギ。日陰で休む犬。島根県松江市にある「ポニーの森」は、動物と触れ合ったり、エサやり体験ができる施設です。しかし、これから注意が必要なのは、暑さに弱い動物。

ポニーの森オーナー 吾郷敬子さん
「暑くなったらすごく水を飲むので水を切らさないようにしてます」

こちらではポニーやヤギ、ウサギなどを飼育していますが、全身を毛に覆われた動物は体温調節が苦手で、オーナーの吾郷敬子さんは対策に追われています。

ポニーの森オーナー 吾郷敬子さん
「黒い布を貼って、日陰をたくさん作って体温調節ができるように扇風機をガンガン回してやってますね。(来てくれる)子供たちには自分の水筒をもって、帽子をかぶって動物たちに餌をたくさんあげてくれたらいいかなって思ってます」

5月23日は、鳥取県米子市や島根県益田市で最高気温が30℃となるなど、山陰の多くの地点で30℃近くを観測、気温が高いうえに風がない一日になりました。施設では8台ある扇風機をフル稼働し、動物たちに涼しい風を送ります。ほかにも、塩分補給のための塩が至る所に用意されました。

人間にも動物にも厳しい暑さ。気象情報会社ウェザーニューズによりますと、来週の初めにかけて、夏の暑さになりそうだということです。